航空イベント2012　総括！ - ＶＩＰＥＲ-ＺＥＲＯのヒコーキブログ

さぁ、この1年の締め括りとして2012年度の航空祭や出来事などを振り返ってみましょう！
ちょっと長いですよ？

★どうでした？今年の航空祭
今年はブルーインパルスの展示飛行回数が11回と限られ、ブルー見たさに今まで行かなかった基地に足を運んだ人も少なくないはず。これを機に今まで行かなかった基地祭の良さ、珍しいもの、その基地でしか飛ばない飛行機のフライトを楽しむことができたことでしょう。

今シーズンのブルーインパルスの公式展示飛行は、岩国、大分、東松島、小松、岐阜国体、セントレア、築城、入間、浜松、芦屋、2月＜調整中＞の11回。最初は12回の予定だったが、8月初旬の予定が一つが消えた。
入間ではちょっとしたトラブルもあったが、いずれもフライトキャンセルになることなく無事フライトができた。

☼お天気☂

今年の天気は全般的に良かったんじゃないでしょうか。
悪天候の航空祭もいくつかありましたが、何とかフライトができたものが多かったです。
千歳もかなりの雨が降っていましたが、フライバイやタッチ＆ゴーなどは数回実施できたので、今年は全ての航空祭でフライトが全て中止になった所は無いと思います。

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ただ、こうゆう場合もあった。小牧は午前中は文句無しの晴天だったが午後から曇ってしまった。

✈航空祭内容

今年はいい方だと思います。
ただ、例年と比べると少し大人しくなったような気もします。
中には例年より内容が濃かったという航空祭もありました。
フライバイ中心の那覇が他の航空祭と同じくらい良かったということも聞いております。
コレといって凄く珍しい飛行機が飛んだということは無かったです。強いて言うなら岐阜のF-2B＃102くらいでしょうか。
まぁ、どこもつまらない航空祭は無かったので良かったんじゃないかな？

全国のF-2ファンを発狂させたF-2B箱入り娘。
今まで格納庫内で武装展示に使用されて展示飛行に一度も参加した事のなかった＃102だが、今年はF-2A＃501とバトンタッチして機動飛行を行った。

■全国の飛行機マニアが注目した！国際航空宇宙展2012開催
昨年の12月、全国の飛行機マニアを震撼させる情報が舞い込んできた。
何と約30年ぶりに飛行場を使用した国際航空宇宙展が開催されるというのだ。
開催地は愛知県で、ポートメッセなごやと中部国際空港セントレアの2会場だ。
ポートメッセなごや会場では今まで通り屋内展示で日本や海外の様々な企業がブースを出店し、セントレア会場では実機展示、及び展示飛行を行うという予定が組まれた。しかもブルーインパルスが飛ぶということも判明し更に注目を浴びた。

そして10月9日から開催された。ポートメッセなごや会場は例年通りの展示だったと聞く。一方、セントレア会場はと言うと賛否両論の内容だった。
展示機はトレードショーとは全く無縁の民間機や自衛隊機のみで、展示飛行も民間機との運行スケジュールと上手く噛み合わず、あまり充実はしていなかった。
当初はMRJの原寸大のモックアップやボーイング787の実機が展示される予定だったがコレも無し。
ただし、ブルーインパルスや回転翼機が飛行するなど、ちょっとした航空祭の感じのイベントだった為、楽しめた人も結構いると思われる。個人的には結構楽しめた。

今回は国際航空宇宙展が飛行場で開催できたことをまず評価し、次回からどんどんスケールアップしていくことを願い、楽しみにしておこう。

◆個人的な事
今年の航空イベントは岩国、小牧納涼祭、広報館夜間会館、小松、岐阜国体、国際航空宇宙展、小牧、岐阜、浜松の8ヶ所に参加し、過去最高参加数記録を出しました。
岩国なんかは初参加で、コレはブルーインパルスはモチロン、ハリアー見たさで思い切って行ったんです。
いや、遠かったよ、うん。
そして、小牧基地航空祭からは高校のミリタリー仲間の3人で航空祭行くようになったし、航空祭の楽しさが更に向上しました。

・岩国フレンドシップデー2012

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今回が初参加となった岩国フレンドシップデー。
ブルーインパルスの2012年シーズン1発目ということで行ってまいりました。
雰囲気は噂通りもの凄くアメリカン！なんだか日本にいる気がしないですね。いや、マジでw
なんかエアショーというよりお祭り。そんな感じでした。
展示飛行はというと、空自の航空祭と一味違って中々面白かったですね。
例年ならデモフライトを実施するF/A-18は、前日の地元VMFA(AW)-242のCoC（隊長交替式）があったことなどでフライトはしなかったものの、その代わりにF-16が2回飛んだり、例年なら航過飛行のみの空自のF-15とF-2が機動飛行をするなどのサプライズがあり、内容はそこそこ充実していました。
国内ではここ岩国でしか飛ばないAV-8Bハリアーのデモフライトは本当に楽しかったな＾＾

一方ブルーインパルスは、雲ひとつない青空の下で今年1発目の展示飛行ができました。
近くに工場がある為なのか、上空が少し霞んでいたため第2区でしたが、第1区と対して変わらないので大満足です！

今まで死ぬまでに1度は行ってみたいと思っていたので、今年一番の思い出です。

初めて見たUS-2の展示飛行。
会場を通過するまでにカメラのレンズ交換ができるという話が有名だが、思ってた以上にゆったり飛ぶ。
面白い。

今回は展示飛行が無かったF/A-18C。
ホントは飛んで欲しかった。

今年1発目のブルーは晴天の中で演技をすることができた。
青い空にスモークがよく映えた。

・小牧基地納涼祭

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毎年行われている納涼祭ですが、今年初参加です。
夕方から基地開放し、夜には盆踊りが始まるという感じのお祭りでした。
航空祭ではないのでエプロンは開放されないものの、ゲートガードのT-33、S-62、常設展示のT-1、F-86D、F-86F、V-107などの航空機は見ることができました。
航空祭の時とはまた違う夜の基地を楽しみました。

明かりに照らされるV-107は特に印象に残った。

・航空自衛隊広報館エアーパーク夜間会館

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毎年夏休みに行われる航空自衛隊広報館エアーパークの夜間会館。
エアーパークのエプロンには第1術科学校のF-15とF-2が地上展示され、救難隊の展示飛行、浜松基地所属の航空機の夜間訓練が見られます。
今年は地上展示のF-2が動作展示を行い、注目を浴びていました。
途中、訓練から帰投してきたE-767が航過飛行を行ったり、夜間訓練のT-4がフォーメーションテイクオフをするなどの光景が見られました。
普段滅多に見ることができない夜の戦闘機を見る貴重な体験をしました。

夕日の中、T-4がフォーメーションテイクオフをしていくのが印象に残った。

夜になると、ランプなどを点灯した。
また、F-15とF-2はフル武装で、マニアを喜ばせた。

・`12航空祭 in KOMATSU

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毎年思います。ほんとイーグルだらけの航空祭です。
今年は生憎の天気でしたが、展示飛行はプログラム通り行われました。
何と言っても目玉は第303飛行隊と第306飛行隊の機動飛行です。
とにかくハデハデです。ホント派手。雨が降っててもお構いなし。
「イーグル見るなら小松」のキャッチフレーズも理解できます。
これ以外にも救難展示、RF-4の模擬戦術偵察飛行、F-15の大編隊、T-4の機動飛行、ブルーインパルスが飛びました。
ただ、今年はF-2が飛ばなかったので少し残念でしたね。
でも楽しいです。ホント楽しいは小松。

残念な天気だったが、F-15は各飛行隊、気合の入った機動飛行を見せてくれた。

去年の航空祭を中止にさせた張本人がモニュメントになっており、ネタにされた。

ブルーインパルスは第3区だった。
レベルオープナーや、ダブルファーベルなどの懐かしい技を披露し、マニアを感動させた。

・ぎふ清流国体開会式

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小松基地航空祭の1週間後に行われた、ぎふ清流国体の開会式でブルーインパルスの祝賀飛行が行われるということなので行ってきました。
天皇陛下も出席されているということで、会場の外は厳重警備体制でした。
天気は薄い雲に覆われ、少し残念な感じ。
ブルーインパルスは午後にフライトが行われ、会場の外まで観客の歓声が聞こえてきました。
展示飛行自体は2分くらいでしたが、観客の人や選手にブルーインパルスの名を知らしめることができたかと思います。

演技科目は、サンライズとナイフエッジ・ローパス。
ナイフエッジは真上を低空で通過したのでもの凄く迫力があった。

・国際航空宇宙展2012

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4年に1度行われる国際航空宇宙展。
今回は30年ぶりに飛行場を用いたイベントとなり、展示飛行も実施されました。
天気は非常に良く、絶好の航空祭日和となりました。
会場にいて感じたことは、航空祭とは違い、マニアより普通の人達の方が多かったこと。
午後からブルーインパルスや回転翼機数機の展示飛行が実施され、ブルーインパルスは純粋な国際空港なのにアクロバット飛行をするというまさかのサプライズがあり、観客を魅了しました。
地上展示はトレードショーとは無縁の航空機ばかりでしたが、JAXAの飛行機など珍しいものが展示されていました。
内容は賛否両論ですが、個人的には航空祭とは一味違う航空祭を楽しみました。

T-4の横には元ブルーインパルスパイロットの井川3佐。
サインや握手、写真撮影などのファンサービスを行っていた。

ブルーインパルスは小牧基地からのリモート。
今回、国際空港にも関わらずアクロバット飛行を披露した。
通常、航空自衛隊の基地以外では「編隊連携機動飛行」という背面飛行、宙返りを行わない演技になるのだが、今回はかなり気合が入っていた。
10分の間で、4シップ・イン・バード、キューピッド、ダブル・ロールバック、ボントン・ロール、サクラを披露した。

・小牧基地航空祭2012

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国際航空宇宙展と同時開催だった小牧基地航空祭へ、高校の友達3人と行きました。
午前中は晴天でしたが、午後から曇りになってしまいました。
近年進化し続けている小牧基地航空祭ですが、今年の内容はハッキリ言って異常でした。
今までに見たことのない低さでC-130やKC-767が旋回をしたり、KC同士の編隊飛行、チヌークの頭のおかしいナレーション、戦闘機による機動飛行、そして、挙げ句の果てにはKCがC-130に空中給油をするという前代未聞の内容でした。
プログラムの良さは今年の航空祭の中で1番良かったです。
また、国際航空宇宙展でブルーインパルスが飛行するため、正式地上展示ではないものの、ブルーインパルス7機が小牧の会場に並ぶというサプライズも。
今回は非常に満足できた小牧基地航空祭でした。
来年もどのように進化するのか楽しみですね。

KC-767の機動飛行。
近年の航空祭では中々見られない低さで機動を行った。

公式展示ではないものの、ウォークダウンやエンジンスタートを見せてくれたブルーインパルス。
来年こそ小牧基地で展示飛行を実現してほしい。

大型機同士の空中給油。
コレは初の試みで、非常にインパクトのあるプログラムだった。

・岐阜基地航空祭2012

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今年の岐阜は残念ながら朝から雨。
午前中は雨は降っていたものの、雲の高さと視界が良かったため実施できたが、午後は雲も低く視界も悪かったため中止となってしまいました。
しかし、午前中だけでも飛行開発実験団の暴れっぷりが2回も楽しめ、昼休憩時には岐阜基地では初のT-7.jrが展示走行を披露しました。。
また、展示飛行には初めてF-2B＃102が参加し、自分を含むF-2マニアを発狂させました。
岐阜名物の大編隊は悪天候の為中止になってしまい、各機1機ずつの機動飛行に変更されました。
そんなこんなで色々とあった岐阜基地航空祭は雨ジャジャ降りで寒かったことしか頭にありません＾＾；
ただ、あの雨の中フライトを実施してくれたパイロット達には感謝！

岐阜基地航空祭初参加のF-2B＃102。
来年も是非飛んでもらいたい。

異機種大編隊が中止になり、各機のデモフライトが実施された。
F-4は独特の大爆音を撒き散らしながら、とても退役間際とは思えない気合の入った機動飛行をみせてくれた。

・エアフェスタ浜松2012

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自分にとって今年最後の航空祭は浜松でした。
天気は雲一つない晴天。
今年一番の晴れでした。
浜松基地航空祭は2年ぶりの参加となり、久々にT-4だらけの航空祭を楽しんできました。
展示飛行内容は例年とあまり変わりませんが、去年から実施された異機種混合飛行が今年も行われました。
ブルーインパルスも第1区分を実施でき、最高のブルー日和でした。
最後の最後にこの天気だったので、2012年シーズンの航空祭は安心して幕を閉じることができました。